私が持ち家ではなく賃貸を選んだ6つの理由

家を買うか、それとも賃貸に住み続けるか――これは多くの人が人生で一度は考えるテーマですよね。
私は賃貸に住んでおり、現時点では賃貸派です。
その理由を6つにまとめてみました。

目次

住宅手当が支給される

賃貸の一番のメリットは、何といっても住宅手当が支給されることです。

我が家は夫が公務員のため、賃貸に住んでいる場合に住宅手当が支給されています。

この手当のおかげで、毎月の家賃の負担が軽減され、その分を投資に回すことができます。
なお、夫の勤める自治体では持ち家の場合、住宅手当は支給されません

住宅ローンに縛られない身軽さ

住宅ローンに縛られたくないというのも、大きな理由の一つです。
ローンは数十年単位の長い期間、安定した収入が必要です。
そのため、人生の選択肢を狭めてしまうと感じます。
たとえば、やりたいことがあって今より給料が安いところに転職したいがローンの支払いのため転職できないなど。
賃貸であれば、引っ越しや住み替えが簡単ですし、人生における決断をする際に身軽でいれます。

時間の価値を重視

3つ目の理由として、時間の価値を重視しているためです。

もしキャッシュでマイホームを購入できるなら良いのですが、実際には多くの人が長期にわたる住宅ローンを組むことになります。
ローンを組むということは、数十年単位で働き、その支払いを続けることを意味します。
私は、人生の貴重な時間をローン返済のために費やしているのでは…と感じてしまいます。

私の優先事項は子供との時間を大切にすることです。
子供と一緒に過ごせる時期は限られています。
立派な家に住むために仕事に追われ、子供との貴重な時間が削られてしまうのは本末転倒だと思います。

賃貸で多少の古さや狭さを妥協しつつ、家族とゆっくり過ごせる時間を確保することの方が大事だと思っています。


私は子供が未就学児の間は時短勤務をさせてもらい、小学校に上がる前に会社を退職して個人事業主になりました。
個人事業主になったばかりなので、収入はほとんどない状態です。

もし、住宅ローンを組んでいたら、この決断はできなかったかもしれません
ですが、賃貸で浮いたお金を投資に回し続け、金融資産が順調に増えていたことから決断をすることができました。
(もちろん、夫が公務員として働いてくれているのも大きな理由です!)

家族の人数や子供の成長に応じた家の広さ

家族が増えたり、子供が成長するにつれて、必要な家の広さや間取りは変わってきます

家を購入すると、簡単に間取りを変更することはできませんし、子供が家を出た後に家が広すぎると感じるかもしれません。
賃貸であれば、その時々の状況に応じて、必要な広さの家に住み替えることができるので、とても合理的です。

また、リタイア後であれば住む場所も自由に選べますね。

私の理想は、子供が大きくなり、広い間取りが必要な時期だけ戸建ての賃貸に住むことです。
ですが、私の住む地域ではそもそも戸建ての賃貸物件が少ないうえに、築年数が古い物件がほとんど
条件が合う物件に出会うのは現実的には難しそうですね…。

資産とは「お金を生み出すもの」

『金持ち父さん貧乏父さん』の著者であるロバート・キヨサキ氏は、「資産とはあなたのポケットにお金を入れてくれるもの」だと言っています。

彼の定義によると、住宅ローンを払い続ける家は資産ではなく、むしろお金を奪い取る負債だということになります。
確かに、住宅の維持費や固定資産税、修繕費などのコストを考えると、持ち家はお金を生み出すものではないという考え方には納得できます。

私はこの本を読むまで、持ち家というのは資産だと漠然と考えていましたが、こういう考え方もあるんだと衝撃をうけました。

インデックス投資の方がリターンが良い

持ち家という不動産に投資するよりも、オルカンなどのインデックス型の投資信託へ投資した方が、長期的なリターンが良いと考えています。

自分のお金の投資先として、「地方の持ち家という不動産」と「グローバルな株式市場に分散投資するインデックス型の投資信託」ではどちらが良いでしょうか?

もちろん、不動産にも価値はありますが、一つの不動産に多額の資金を投資することはリスクが高すぎる気がします。
なので、分散投資ができるインデックス型の投資信託の方がリスクが低いし、成長性もあると考えます。

まとめ

「夢のマイホーム」という言葉があるように、多くの人がマイホームへの憧れを持っていますよね。

一方、金銭的なメリットや人生の柔軟性、家族構成に応じた住まいの選択肢、資産としての持ち家への疑問、そして投資のリターンの観点から、現時点で私は賃貸を選んでいます。

もし、持ち家か賃貸かで迷っているのであれば、一度自分のライフスタイルや価値観を振り返ってみてください。
皆がベストな選択ができればいいですよね!

以上、参考になりましたら幸いです。

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