30代ママ公務員の民間企業への転職活動記録!

公務員から民間企業に転職活動をしてみた私の体験談をシェアしたいと思います。
私は未就学児の子育て中の30代公務員でしたが、理想の人生を目指すためのステップとして転職を考えるように。
子育てと仕事を両立しながらの転職活動は簡単ではありませんでしたが、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです!

なお、前提条件は下記の通りです。
・30代後半女性公務員(地方在住)
・民間企業勤務の経験なし
・福祉関係の部署を中心に5カ所経験
・管理職ではない
・未就学児あり
・年収は下がっても良い
・在宅勤務制度がある企業を希望
・育児短時間制度がある企業を希望

目次

10月:転職エージェントに登録

まず、転職活動の第一歩として転職エージェントに登録しました。

自分一人で情報を集めたり行動を起こしたりするのは大変なので、エージェントの担当者に引っ張ってもらった方が行動に移しやすいと考えました。
担当者とのオンライン面談では、公務員時代の職務経験について話す機会があり、自分では思いつかなかったアピールポイントを見つけてもらえたので、とても心強かったです。

正直、公務員としての経験がどこまで通用するか不安だったのですが、担当者が的確にサポートしてくれたおかげで、希望を持って進めることができました。

私が感じた転職エージェントのメリット
  • タスクの強制力が働く
    エージェントの担当者が履歴書などの作成の締め切りを提示してくれるので、期限に間に合わせようと行動できました。
    家事や子育てを理由にタスクを後回しにしがちな自分でも、強制力が働くことで、効率的に転職活動を進められました。
  • 求人のマッチングが的確
    自分のスキルや希望条件に合った企業をピックアップしてもらえるので、応募する際に心強かったです。
  • 履歴書・職務経歴書の添削サポート
    書類の作成や添削の際に、自分では思いつかなかった公務員ならではのアピールポイントを提案していただき、非常に助かりました。
  • 面接対策やフィードバック
    面接の練習やアドバイスをしてもらえるので、自信を持って面接に臨むことができました。
  • モチベーション維持
    転職活動が思うように進まない時でも、担当者がフォローしてくれるので、モチベーションを保ちながら続けることができました

11月:履歴書など作成し、書類選考へ

11月には履歴書と職務経歴書をエージェントの担当者に見てもらいながら作成し、応募する準備ができました。
エージェントの担当者から、書類選考の通過率を確認するため、希望の条件に合った求人を十数社ピックアップして応募してみましょうとアドバイスがあり、約10社に書類を送りました。

しかし、ほとんどの企業で書類選考を通過できず、「やっぱり公務員の経験だけではちょっと難しいのかな」と転職活動の厳しさを感じました。

それでも、1社(A社)だけ面接まで進むことが決まったので、エージェントの担当者と一緒に準備を始めました。
同時に、転職サイトに登録していた情報を見た企業から「企業スカウト」という通知が3件ほど届き、そのうち1社(B社)に応募することにしました。

12月:初めての面接に緊張

12月上旬にA社で面接を受けました。
久しぶりの面接でとても緊張しましたが、質問の意図に沿った答えとなるよう必死に頭を回転させ、なんとか乗り切りました。
やはり、公務員からの転職は珍しいようで、公務員をやめる理由は特に深く聞かれました
エージェントの担当の方と模擬面接を行い、質問に対する答えをある程度準備していたおかげで何とか受け答えができたかなと思います。

一方、B社からは適性検査の案内が届き、オンラインでテストを受けました。
そして、無事に書類選考を通過し、B社でも面接が決まりました
12月下旬にオンラインでB社との面接を行ったのですが、面接は穏やかな雰囲気で進み、A社での面接よりも落ち着いて受け答えができたように感じました。

面接で聞かれたこと
  • 公務員をやめる理由
  • 家族は転職に反対していないか
  • 将来的なキャリアの希望
  • 今までの仕事内容
  • 仕事での成功体験
  • どのような分野に興味があるか
  • 現在の他社の選考状況
  • 部下を持ったことがあるか
  • 当社の業務について質問はあるか

1月:A社からの不合格とB社からの内定

1月に入って、A社から不合格の連絡がありました。
少し落ち込みましたが、まだB社の結果が残っていたので気を取り直して待ちました。

そして、1月中旬についに朗報が!B社から内定の連絡をいただきました!
B社は大きな企業だったので、まさか内定がもらえるとは全く思っていなかったので驚きました。
その後、詳しい勤務条件や給与の提示があり、慎重に検討した上で内定を承諾しました。

そして1月下旬には、いよいよ上司に辞意を伝える時が来ました。
どんな反応をされるだろうと不安で、かなり緊張しました…。
公務員を退職する人はあまりいないので上司も驚いていましたが、「あなたの人生だから」と、とても好意的に受け止めてくれました
その言葉を聞いて、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
長年お世話になった職場を去るのは寂しいけれど、新しい一歩を踏み出す勇気をもらえた気がしました。

転職活動をやってみての感想

振り返ってみると、転職活動は自分と向き合う作業であり、大変でしたが挑戦してみて良かったと思います。
自分と向き合うことで、将来的に自分はどうなりたいのか理想の未来はどんなものかを考える機会となりました。

また、転職活動にはリスクはないので、やってみて損はないし、外の世界を知ることができるので、貴重な経験になりました。

転職に悩んでいる方、特に子育て中のママさんたちにとって、時間のやりくりやプレッシャーもあると思いますが、エージェントや家族のサポートを受けながら転職活動にチャレンジすることで、新たなステージが開けるかもしれません。

また、転職活動をしてみて、公務員の魅力に改めて気づいて、転職をしないことも一つの選択肢だと思います。
転職活動のプロセスを経ることで、納得感を持って公務員を続けることができますよね!

公務員の仕事から民間企業への転職は、大きな決断が必要です。
でも、自分の希望や家族の状況をしっかり考えて決めれば、きっと良い結果につながると思います。

以上、私の経験が参考になりましたら幸いです。

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